スウェーデン映画「PLAY」

スウェーデン語タイトルは「PLAY」、邦題は「プレイ」
2011年スウェーデン公開。2015年日本公開。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

気が滅入ります。

黒人の子供たちが白人の子供たちを静かに巧みに追い詰めていきます。
移民とスウェーデン人の間で何が起こっているのか。

そしてこれは本当にあった「よくある事件」を元に作られているそうです。

スウェーデンの移民問題はどんどん大きくなっているようです。
この映画では12歳前後の子供たちが取り上げられていますが、もちろんもっと上の年齢の移民とスウェーデン人の間にも問題が起きています。

各地で移民が起こしたレイプなどをうけ、Soldiers of Odinという自警団が市民の間でNGOとして発足。
黒人であろうが白人であろうが地元でこれ以上そんなことが起きないように見回っていると、団体に加入している知り合いから聞きましたが、創始者がナチズムに影響を受けている人物であることが地元民にも懸念されています。

移民側だけが問題かというとそうでもなく、移民が滞在する予定の建物に火をつけ地元に移民を受け付けないようにするスウェーデン人たちもいて、今は移民が来る予定の場所を事前に知らせることもなくなりました。

難民と同時に、難民ではない移民もたくさんやってきたスウェーデン。
スウェーデンだけではなくヨーロッパで2015年に大きくニュースになりました。
それは終わったわけではなく、現在も続いています。

「フレンチアルプスで起きたこと」と同じリューベン・オストルンド監督作品。

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