コロナウイルスをEU内で広げないため、EUへの第三国からの渡航を30日間、原則禁止するとのこと。
エーランド島に住んでいると平和で全く世間の状態がわからない。
人通りは普段と同じで全然ないし、庭には鹿やウサギが居て、花が咲き、鳥が鳴く。
同僚と近況報告のチャットをしていると、温度差に少し気が付く。
■オーストリアの同僚:
スカンジナビアはオーストリアほどひどくないって聞いたけど、どう?
こっちは大学の授業はオンラインに切り替わって、通りに人はいないし、パニックになった人がパスタとトイレットペーパーを買いあさってるわ。
最大5人までの親族など近しいグループのみで暮らすこと、って云われてるの。
道には警察が立っていて、通る人の「ステイタス」を確認してるの。(ただ出かけるだけなのか、スーパーに買い物に行くのかなど)
そして規則を破った人には最大3800ユーロの罰金が科されるの。
こんなのはじめて!
■ノルウェー(在スウェーデン)の同僚:
スウェーデンはそんなに厳しくないわ。
500人以上のイベントはキャンセル、ぐらいかな。
でも薬、トイレットペーパー、パスタ、その他の今どうしても必要じゃないものも買いだめしてる人がいるけどね。
ノルウェーはもうちょっと厳しいかな。国境は封鎖したし、学校、ジム、パブ、タトゥースタジオなんかも閉鎖。
あとは、隔離されるべき人が従わなかったら刑務所に入ることになるって感じかな。(従わない意味はないけどね)
☆デンマーク(在スウェーデン)の同僚:
うちの旦那は銀行勤めなんだけど、2週間自宅待機なの。
skypeミーティングはしてるけど、ほとんどの支店は閉鎖。
開いている支店でも来店した人に来た理由を聞いて、家やATMからできることはそこでしてもらってるって。
支店内に入ることはできないようにしてるのよ。
☆ストックホルムの同僚曰く:
うちのほうでは近所同士で助け合ってるわ。風邪ひいてる人とか病気を持ってる人が外出しなくていいように、買い物とかはお手伝いしてるの。
でもこの間スーパーで子供がお年寄りの隣で咳をしながらお菓子を買ってるのを見て、両親は何をしてるのかと腹立たしく思ったわ!
***
3800ユーロって…50万円くらいか…ドイツ語圏の国はやはり厳しい…
エーランド島…
何にも変わってないかも…
お義父さんの家の近所のスーパーで、トイレットペーパーがだいぶ減ってたっていうくらいかな…
あ、消防士の旦那さんのところにはCovid-19(コロナのこと)の正しい知識のお知らせがあったようです。
感染者と接した場合、消防隊員の間で感染を広めないためにどう対応するかが主ですが…
※家の裏側のいつも同じ場所に虹が出ます。
昨日の虹は大きかったなー。
さて、エーランド島では乾燥大豆が手に入らなくなって早1年以上。
どこかで見かけたら買うようにしています。
味噌作りに必要。
納豆作りに必要。
作って冷凍しておいた納豆が底を尽きたので、久々の納豆作り。
500gの乾燥大豆を水多めで戻す(一晩くらい)。
圧力鍋で豆を茹でる場合は全容量の3分の1までしか入れてはいけません。(豆の皮が空気孔に詰まる)
うちの圧力鍋は4.5リットルなので、戻した大豆の半量を入れ、戻した水+足りない分の水を3分の1ラインまで入れます。
これでも同じ作業が2回必要なので、面倒くさがってギリギリの量にしていますが、多分これより大豆の量は少ないほうがいいかと。
なぜなら圧力鍋から水が噴き出る…(怖い&掃除が面倒)
圧力をかけてから20分、自然に圧力が抜けるまでほっておいてゆで汁を捨てます。
豆が親指と薬指で挟んで簡単につぶれるくらいならOK。
大さじ3くらいの湯冷ましに耳かき一杯分くらいの納豆菌(期限だいぶ前に切れた頂き物)を溶かす。
ゆで汁を捨てた大豆に半量の納豆菌水をかけ、全体にいきわたるように混ぜる。
タッパなどに大豆3層くらいになるように移し、ラップをすきまなく密着させ、空気穴をいくつか空ける。
密閉性のあるオーブン庫内に大豆入りタッパを上部に、下部にはお湯を入れたタッパをいくつか配置。
この時点では45度くらい。
出かけたり、寝たりして、気が付けばオーブン庫内は22度に下がっていたり。
おっといかんぜ、とお湯を入れ替えて、43度くらいにまであげて、また出かけたり。
この適当な作り方でもネバネバに糸が挽く納豆ができるのは、多分ちょっと納豆菌を多めにしてるからかと。(不確か)
大豆が白くなって、ラップの上から動かすと糸がひいているのがわかったら発酵終了。
50g(2人用1回分)と100g(納豆気分用)にわけて、ラップで包み、さらにジップロックに入れ、冷蔵庫で24時間寝かす。
できあがりー。
出来立て納豆でゴハンにしましょうかー、と日本在住の皆様にはわからないであろう贅沢日本食の夕餉はこちらです。
・お米:
└shinode米。5kgで220kr(2640円くらい)
└こんな時こそサノライスにすればよかったと心から後悔。
・味噌汁:
└自家製味噌(自家製麹作り4日間+味噌作り1日を半年以上寝かしたもの)
└日本で買ってきた常温保存ができる「おだしがしみたきざみあげ」
└日本で買ってきた乾燥わかめ
・山芋短冊:
└ストックホルムで買った1本500円くらいの山芋
└日本から送ってもらった「鎌田のだし醤油」
・卵焼き:(うまく巻けず、でも美味しかった)
└近所の農家さんの生みたてタマゴ
└友達にもらった紅ショウガ(貴重!!!)
・納豆:
└自家製納豆(2日がかり)
└日本で買った善光寺の七味
└日本から送ってもらったキッコーマンの醤油
日本では手抜きの粗食になるかもしれないこの献立。
スウェーデンでは贅沢の極み。
紅ショウガ、今年は生姜も育てて、自分で作ろうと思います。(買えないものは作れ、の精神)
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