ラップランドを旅する その8)王様の散歩道 サーミのカフェ巡り

ラップランドで夏休みを過ごした私たち。

王様の散歩道(クングスレーデン/Kungsleden)と呼ばれるトレイルを歩きました。

トレイルの予定はこちら。

1日目:15km
└(アビスコツーリストスタフン/Abisko turiststaion→アビスコヤウレ/Abiskojaure)
2日目:20km
└(アビスコヤウレ/Abiskojaure→アレスヤウレ/Alesjaure)
3日目:25km(峠越え含む)
└(アレスヤウレ/Alesjaure→セルカ/sälka)
4日目:12km
└(セルカ/sälka→シンギ/singi)
5日目:14km(夜20時までに到着必須)
└(シンギ/singi→ケブネカイセフェルスタフン/Kebnekaise Fjällstation)
6日目:ケブネカイセ登頂
7日目:19km
└(ケブネカイセフェルスタフン/Kebnekaise Fjällstation→ニッカルオクタ/Nikkaluokta)

さて、王様の散歩道7日目、ゴールのニッカルオクタを目指します。

—————-

今日は約19kmを歩きます。

ニッカルオクタでバスに乗ってキルナに行く予定。

バスは1日2便。

11:55もしくは16:50。

この夕方の便に乗り遅れることは許されません。(タクシーがすごく高いから)

念のために、朝7:30出発。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

一人2本ずつトナカイのツノを背負ってます。

すぐ近くにキャンプ場があったのね。

こういう情報、一体どこで手に入れてるんだ?と思いながら進みます。

エーランド島にサマーハウスを持っている家族の旦那さんと息子さんがケブネカイセ登山に挑んでいる日なので、天気が気になります。

うちの旦那さんと、今日は曇りの予報だけどまだいい天気だね、そろそろ頂上に着く時間だけど雲が多いね、大丈夫かな、と話しながら先に進みます。(残念ながら頂上は曇っていたそうです)

特に起伏もなく、でも特に見どころもなく。

電線が見えたり、

携帯はずっとつながってたり、(アビスコからケブネカイセまでは携帯つながらず)

飛行機やヘリコプターが頻繁に飛んだり、

なんだか町に近づくのがわかります。

今日の旅のお供は、スウェーデンのミリタリー。

20歳前後の若者を数人ひきつれて、上官の方とトレーニングでしょうか。

あの荷物どれくらい重いのかな、とか

何日トレーニングしてるのかな、とか

トレーニング中だから全然話さないね、とかボソボソ云いながら、抜きつ抜かれつ。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

きゃー、素敵な建物。

お昼を少し過ぎたところでレストラン発見です。

■ENOKS
ニッカルオクタから5.6km先のボート乗り場そばのレストラン/カフェ/ショップです。
営業時間10時から16時。
2019年の営業は6月22日~9月8日まで。

Restaurang Enoks

鬼軍曹(うちの旦那)は、先を急ぎたい派ですが、コーヒーだけ飲もうよ、と誘いました。

時間に余裕もあったので、ゆっくりとフィーカ/fika(コーヒーブレイク)。

トナカイのツノをたっぷり使ったラップランドらしいインテリア。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

サーミの人が経営しているようですが、お、この人雑誌かなんかで見たことあるぞ、と。

サーミのスタイルでジュエリーデザインなんかをしている人だったと思います。

素敵なブレスレットもお買い上げ。

ほくほくでゴールに向かいます。

道が整備されていて、歩きやすい。

14時半前に無事にバス停近くのゴール、ニッカルオクタに到着。

美味しいという評判のレストランに入ります。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

ここもトナカイ、ヘラジカのツノがたっぷりとインテリアに使われています。

久々のレストランでの食事はトナカイの肉を選びました。

ヘラジカはエーランド島でも食べれるっちゃ食べれるが、トナカイは手に入りません。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

すごく地味な見た目ですが、美味しい。(豆等のトッピングを忘れられたようで他の人には載っていた 笑)

Nikkaluokta sarri
レストラン、ショップ、ギャラリー、図書館併設
宿泊施設、キャンプ場もあるようです。

バスまでのあり余る時間、ずーっとレストランでおしゃべり。

リンゴンベリーのサフト(ジュース)は飲み放題だし、コーヒーも飲み放題。

クッキーも食べ放題。

しかし、多少胃が小さくなっている私たち。

すぐお腹いっぱいに。

普段もこれぐらいでいいんだよねー、

この機会に食べる量減らそうか、と話す私たち。(旦那さんは2㎏減、私は2.5㎏減でした)

バスが来る20~30分ほど前から周りの人たちが動きはじめます。

バス、予約も何もいらないみたいだし、全員乗れるのかなー、と云いながらバス停へ。

すでに一台のバスは人でいっぱいです。

周りの人がスマホを見せたり、プリントアウトした紙を持っています。

予約…いるんちゃうか…

え、それやったらやばいな。

もう一台バスが来たので運転手さんに聞いてみました。

「予約してないけど大丈夫?」

「大丈夫、今支払ってくれればいいから」

「事前に予約できるの?」

「オンラインでできるよ」

そうか…バスの中で支払いする方法しか知らなかったわ…

オンライン決済だと50kr(約650円)お得な150kr(1950円くらい)。
バスの中だと200kr(2600円)…
ネットがつながる環境にいただけになんか悔しい。

キルナでちょっといいホテルを予約しておいたので、ゆっくり寝よう。

シャワーもじっくり浴びよう。

あ、トナカイがいた。

王様の散歩道では見れなかったトナカイが道路にいました。

森から道路に出てきて困惑中のトナカイ。

わかるわ、慣れてるはずの私でさえ冷房の入ったバスとかに困惑していました。

文明ってすごいけど、怖いよね。

となぜかトナカイに感情移入。

ちなみに、キルナでもサーミの住居を模したイートインスペースのあるところに行きました。

ストリートフードですがかなり人気があるようです。

レビューも高評価、いつでも人がたくさんいます(が、並ぶほどではないちょうどよさ)。

ジャンクフードはジャンクフードですが、雰囲気も良く、味も悪くないのでどうぞ!

Stejk Street Food
住所:Konduktörsgatan22 、98134 Kiruna
月曜定休
昼12時から夜21時まで

☆————–
本日のラク旅情報。

1)途中、船でショートカットできます。

ニッカルオクタから6kmほど歩いたENOKSカフェのあるところから、6km先まで20~30分でワープ。
船のタイムスケジュールを調べていくのがおすすめ。

Boat departures

大人一人350kr(4550円くらい)。

2)ヘリコプターでケブネカイセの山小屋からニッカルオクタまで行けます。
(前日を参照ください)

3)荷物のみヘリコプターで運ぶこともできます。
スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

☆————–

さて、王様の散歩道を実際に歩いた距離はこちら。
1日目:約19km
└(目的のアビスコヤウレを2kmほど過ぎて終了)
2日目:約23㎞
└(目的のアレスヤウレを5kmほど過ぎて終了)
3日目:約20km
└(目的のセルカで終了)
4日目:約14km
└(目的のシンギを2kmほど過ぎて終了)
5日目:約12km
└(目的のケブネカイセフェルスタフンで終了)
6日目:往復17km
└(息も絶え絶え、ケブネカイセ登山でした)
7日目:19km
└(目的のニッカルオクタまで歩き、その後バスでキルナに行って終了!)

足の裏に水ぶくれが数個できただけの私。
それでもキルナについた翌日は牛歩でしか進めないほど足の裏がパンパン。

重いバックパックを背負っていた旦那さんは鎖骨辺りの皮が多少むけていましたが、本人気付かず。

お土産はキルナでも買えますが街中では意外と素敵に見えず。

トナカイのサラミ、なども冷凍肉などばかりで持ち帰りが難しい。

それならアビスコのスーパーでちょっとしたミニサラミなどがいいのかも。

トナカイの敷物などはツーリストインフォ?のあるお土産屋さんが一番安いようですがそんなに差はありません。

室内用と屋外用があって、屋外用はセントラルにあるスーパーと同じ建物にあるところでお取り扱いがあるようです。

サーミのブレスレットはニッカルオクタが品揃えも多く比較的安く、ENOKSがセンスが良く、アビスコはお値段が高いという感じ。

キルナの有名なアイスホテルはどうやら夏も営業をはじめたようです!(ランダム情報で締めくくる)

■ラップランドを旅するシリーズはこちら↓

その1)寝台列車
その2)王様の散歩道 Abiskoからスタート!
その3)王様の散歩道 Alesjaureを目指して川を渡る
その4)王様の散歩道 峠越え
その5)王様の散歩道 蚊の来襲
その6)王様の散歩道 どの山がケブネカイセですか?
その7)王様の散歩道 山をなめるな!ケブネカイセ登頂!
・その8)王様の散歩道 サーミのカフェ巡り


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ラップランドを旅する その7)王様の散歩道 山をなめるな!ケブネカイセ登頂!

ラップランドで夏休みを過ごした私たち。

王様の散歩道(クングスレーデン/Kungsleden)と呼ばれるトレイルを歩きました。

トレイルの予定はこちら。

1日目:15km
└(アビスコツーリストスタフン/Abisko turiststaion→アビスコヤウレ/Abiskojaure)
2日目:20km
└(アビスコヤウレ/Abiskojaure→アレスヤウレ/Alesjaure)
3日目:25km(峠越え含む)
└(アレスヤウレ/Alesjaure→セルカ/sälka)
4日目:12km
└(セルカ/sälka→シンギ/singi)
5日目:14km(夜20時までに到着必須)
└(シンギ/singi→ケブネカイセフェルスタフン/Kebnekaise Fjällstation)
6日目:ケブネカイセ登頂
7日目:19km

実際に歩いた距離はこちら。
1日目:約19km
└(目的のアビスコヤウレを2kmほど過ぎて終了)
2日目:約23㎞
└(目的のアレスヤウレを5kmほど過ぎて終了)
3日目:約20km
└(目的のセルカで終了)
4日目:約14km
└(目的のシンギを2kmほど過ぎて終了)
5日目:約12km
└(目的のケブネカイセフェルスタフンで終了)

さて、王様の散歩道6日目、スウェーデンで一番高い山、ケブネカイセ登頂です。

—————-

ドキドキワクワク、ツアーに参加しての山登り。

ツアーに参加しなくてもちょっと遠回りのコース(氷河を通らない)でケブネカイセに登ることができます。

が、ツアーなら往復10時間、遠回りコースは往復14時間。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

4時間の差。

事前に電話でスウェーデン観光協会に遠回りコースについて聞いてみました。

晴れてたら何の問題もなく行って帰ってこれます、とのこと。

天候が悪くなると、帰りに迷う人が多くなるそうで、コンパスなどでしっかり確認しないといけません、とのこと。

ちょうど予定していた日のツアーが残り3席。

残ってるならツアーで行ってみるか!と申込み。

これが私の不幸のはじまりとは知らず…

当日の天気は晴れ。

前日のツアー説明会でバックパック、ヘルメット、ハーネス、ウォーキングスティックを無料レンタル(ツアー代に込み)。

持っていなかったものとして、サーモスを借りました。

前に富士登山をした時、寒くて寒くて、8合目で温かいコーヒーを沸かして飲んで一息つけたので、サーモスは念のための必需品。(しかし壊れてて全く温かくなかったお湯…)

ランチパックがツアー代に含まれていたので、朝早く起きて、レストランで自分で好きなようにサンドイッチを作って詰めました。

楽しみだねー、と笑顔の私と旦那さん。

この先に起こることなど何も知らず…

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

メンバーは私たちと他4名。

それにガイドさんと見習いガイドさん(他4名のお客さんの身内のようでした)で計8名。

少人数っていいよね。

朝7時10分集合、そしてスタート。

あれ…

これは…

この人たち、ペースが速い…

結構必死でついて行く私。

まさか、まさか…

このツアー、30分に一度5分の休憩をとるそうですが、遅れてしまいその休憩までに追い付かなくなってしまう人は氷河の手前で一人で帰らされます。

まさか、まさか…

必死の私を微笑みながら見る旦那さん。

いや、私、スピードマックスやで。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

約1km歩いて、山のふもとで1度目の休憩。

水を補給するいいスポットですよ、とのこと。

これは確認しとかな、と思い

「このシュンシュンっていうスピードでずっと行きますか?」

とガイドさんに質問。

「シュンシュンって?んー、ゆっくりは行かないけど、もう少しスピード落とそうかな。もし早いと感じる場合は先頭にいるガイドのすぐ後ろをついて来るといいよ。後ろ側だと差が広がってキツクなるから」

とのこと。

OK!

すぐさまガイドの後ろを陣取る私。

続く旦那。

多分10代後半から20代前半と思われる他のメンバーはおしゃべりしながら元気いっぱいです。

すでにマックスのスピードで歩いていた私は、少し気分が悪くなってきました。

ケロリン。

歩きながらひとくちゲロでました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

何もなかったかのようにガイドについて行く私。

ケロリン。

はい、2度目のひとくちゲロ。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

まだ山にも登っていないのに。

朝一でマックススピードで運動すると吐く、というのは前にも一度ありました。

あれは自転車で九州縦断していた時、屋久島の登山口まで自転車を飛ばしていたら吐きました。

その経験より、吐いた後は元気になることを知っていたので、平静を装うに限る。

旦那さんには休憩の時に日本語で「ゲボしたわ」と伝えましたが、意味がわからなかったようで、夕方に「あれって吐いたってこと?」と聞かれました。

すぐ後ろを歩いてた人にも気づかれず吐く能力よ。

しばらく進むと「ここからは急な登りが続きます」とガイドさん。

その後、お腹がまだ気持ち悪いので、後ろにいる旦那にバックパックを渡しました。

「ごめん、持って」

最小限の言葉しか云えない私。

息があがって、ただただ必死。

それでも遅れずに何とかついて行った私ですが、その後の休憩でガイドさんが注意を。

「友達に水なんかを取ってもらうのはいいけど、バックパックごと渡すのは負担になるからやめましょう。重い場合は中の荷物を先に渡しましょう」

ふと気が付くと、他のメンバーでどうやら40歳男性(話の内容で年齢判明)も誰かにバックパックを持ってもらっていました。

旦那さんがバックパックの中身を移してくれるかな、とちらっとよぎりましたが、そんなわけない。

うちの旦那さんはスウェーデン人。

云われないことは望まないこととみなすお国柄の人。

話す元気がなかった私は、休憩終わりにバックパックを自分で背負いなおして登山続行。

やっぱりペースが速いのか、息が尋常じゃないくらいあがり続けます。

気持ち悪くなってきたので、またもやバックパックを旦那さんに託しました。

私は周りをみる余裕がなかったので気づかなかったんですが、後の旦那さん談によるとガイドさんが

「あかんわ…(Det har kommer aldrig att gå…)」

とつぶやいていたそうな…

その後も必死についていく私。

誰かに「大丈夫?」と聞かれると笑顔で「大丈夫!」と返せるのはなぜ。

必死、必死、必死。

こんなに息があがることがあろうか。

いつガイドさんから

「You、もう帰っちゃいなよ」

と云われるかと思いながらの登山。

途中の岩がゴロゴロした(登りではない)ところでは人を抜かすこともできました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記
写真を撮る余裕も(笑)

さあ、氷河に着きました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

ここからはヘルメット、ハーネス着用。

ロープでチーム全員がつながって行きます。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

途中に氷河の割れ目、クレバスもいくつかあります。

青いクレバス。

あぁ、きれい、と思いつつ、遅れないように必死について行きます。

氷河を渡ったら次は崖のクライミングです。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

クライミング。

やっててよかった、スペインで。

途中でチームメンバーを待つほど余裕しゃくしゃく。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記
写真ではすごい崖に見えますが、全然難しくない初心者コースだと思います。

景色はいいし、最高です。

途中、ツアーじゃない個人の人もいました。(クライマーの方と思われます)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記
渡ってきた氷河を見下ろします。

崖を登ったら第一回目のランチです。

この時点で11時半くらい。(出発から4時間ちょっと)

まだ登るので、私は飴とかレーズンとかしか食べず。(また吐くと困るから)

この人大丈夫か?というくらい息をあげながら頂上を目指します。

ランチ後からはガイドさんの後ろをつかず、最後尾を歩いていました。

頂上が見える、でも死にそう、と思っていたら「ジャパーン!」と声が。

あ!

数日前に抜きつ抜かれつを繰り返したフランス人3人組です。

こんなところで会うとは!

なんだか嬉しくてハグ。

元気をもらいました。

小一時間で頂上にたどり着きました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

ツアーの人はハーネスについているカラビナを頂上からでているロープにつなぎます。

次々人が登ってくるので、滞在時間はほんの数分。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

見よ、辺り一面、山、山、山。

素晴らしい美しさ。

チームのみんなは歩いておりていたんですが、プラスチック袋を用意していた準備のいい私。

チームのみんなに「バイバーイ!」と手を振って、袋をお尻に敷いて一気に滑り降りました。

この人死ぬんじゃないという感じで登ってた人と同一人物とは思えないはしゃぎっぷり(笑)

その後、2度目のランチ。

もう登らなくていいと思うと急にお腹がすきました。

がっついてランチを平らげました。

クライミングをしながら崖をおりる途中、雨が…

すぐやむという旦那さんの予想とは裏腹に雷が鳴り始めました。

横殴りの大雨。

崖を下り終え、氷河を渡ります。

「天気が悪いので急ぎます」とガイドさん。

行きと同じようにロープでチーム全員がつながって行きます。

が、帰りは走りますとのこと。

普通の靴ですが、スキーのように滑って走ります。

きゃーっ!

速い、速い、速いーっ!

ついていけないーっ!

私スキーしないんですーっ!

バランスを崩した私はお尻をつく形で転びました。

が、すごいスピードですべっているので止まりません。

ロープでつながっているので引きずられていきます。

立とうと試みますが、無理。

もう為すがままに、されるがままに引きずられるだけ。

これは犬ぞりか?

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

私の前を走るのは4人。

そうか、人が4人もいれば私(と後ろの人もこけてた)ぐらい、こんなスピードで引きずれるものなんだ。

能面の表情で連れていかれる私。

前を走っていた旦那さん曰く、私が転ぶとロープが左右にブンブンと振られるので「あぁこけてる!」とわかるそうですが、止まろうにも前3人の勢いで為すすべはなかったと(笑)

引きずられたまま氷河を横断。

後は下るだけ、と思っていたらどうやら雪が残った斜面を滑り降りて帰るようです。

おう、お尻で滑るのは得意だぜ。

が、これが、まだ滑るんか!というぐらい長い。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

皮下脂肪の薄いうちの旦那さんは途中から尾てい骨が傷み、立ち上がって走っていました。

山のふもと近くで解散。

後はゆっくり散策したい人はどうぞ、とのこと。

そんな元気あるかい、ということでテントへと向かいます。

靴を十分に履きならしていなかった人もいて、頂上から下山時にどんどん遅れていき、ふもとでは目に涙がたくさんたまっていました。

靴、重要。

他にも「膝が心配だったけど、どうやら小指がぐちゃぐちゃになってる気がする」という人も。

みんながんばったね。(うちの旦那さんは屁の河童だったようです)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

借りていた装備を返却しに行くと、ガイドさんが冷たいリンゴンベリーのジュースをふるまってくれました。

そこでガイドさんが私に一言。

「本当に…ね!」

そしてヘラヘラとお互いに笑いあっていました。

旦那さんも私も、ガイドさんはみなまで云わなかったが、「ダメかと思ったね」って喉まででかけてたよね、と意見が一致。

本当に登ったのか、実感がない登山でした。(きつすぎて)

この日から、私と旦那さんの会話のメインは私のケブネカイセ登山について。

終わったことなので、話すたびに笑いがこみあげてくるダメっぷり。

スウェーデンに来て5年。

最近の約2年は在宅ワークで、家から一歩もでないこともしばしば。

出ても車でぶーんとおでかけ。

東京マラソンでフルを走ったのも遠い過去。

九州を自転車で縦断したのも遠い過去。

スペインを自転車で2100km走ったのも遠い過去。

富士登山をしたのも遠い過去。

過去にできたことが今でもできるとしたら、それは日々の積み重ねあるのみ!

これじゃいかん、と家に帰った翌日に電気屋さんに行き、スマートウォッチを購入。

歩数計がついているので、1日1万歩、歩いています。

生まれ変わるぜ。

さて、この日は疲れたのでお腹が空かず。

晩ごはんは特になし。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

さて、いよいよ最終日。
その8)王様の散歩道 サーミのカフェ巡り、に続きます。

☆————–
本日の楽ちん情報はこちらです。

ケブネカイセ頂上までヘリコプターで行けます。

KALLAX FLYGという会社主催のニッカルオクタからの往復20分ツアー

ヘリコプターは貸切りになるようです。

1~4名は5900kr(76700円くらい)
5~7名は8150kr(105950円くらい)

頂上で20分自由時間があるので、最後のひと登りを自分の足で踏みしめることもできます。

実際に、お父さんらしき人が「5歳の子が自分の力でケブネカイセに登ってるんだよ、見て、見て!」と頂上で云っていたので、「5歳でも登れるのに私は何だ…」と思っていたら、旦那さんが「ヘリコプターで来たって云ってたよ」と教えてくれました。

ニッカルオクタから往復、そして頂上で降りれるので人数で割れば全然高くないです。

周りの山々が見えるのを考えれば安いかも。

☆————–

■ラップランドを旅するシリーズはこちら↓

その1)寝台列車
その2)王様の散歩道 Abiskoからスタート!
その3)王様の散歩道 Alesjaureを目指して川を渡る
その4)王様の散歩道 峠越え
その5)王様の散歩道 蚊の来襲
その6)王様の散歩道 どの山がケブネカイセですか?
・その7)王様の散歩道 山をなめるな!ケブネカイセ登頂!


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ラップランドを旅する その6)王様の散歩道 どの山がケブネカイセですか?

ラップランドで夏休みを過ごした私たち。

王様の散歩道(クングスレーデン/Kungsleden)と呼ばれるトレイルを歩きました。

トレイルの予定はこちら。

1日目:15km
└(アビスコツーリストスタフン/Abisko turiststaion→アビスコヤウレ/Abiskojaure)
2日目:20km
└(アビスコヤウレ/Abiskojaure→アレスヤウレ/Alesjaure)
3日目:25km(峠越え含む)
└(アレスヤウレ/Alesjaure→セルカ/sälka)
4日目:12km
└(セルカ/sälka→シンギ/singi)
5日目:14km(夜20時までに到着必須)
└(シンギ/singi→(ケブネカイセフェルスタフン/Kebnekaise Fjällstation)
6日目:ケブネカイセ登頂
7日目:19km

実際に歩いた距離はこちら。
1日目:約19km
└(目的のアビスコヤウレを2kmほど過ぎて終了)
2日目:約23㎞
└(目的のアレスヤウレを5kmほど過ぎて終了)
3日目:約20km
└(目的のセルカで終了)
4日目:約14km
└(目的のシンギを2kmほど過ぎて終了)

さて、王様の散歩道5日目、スウェーデンで一番高い山がわからない、です。

—————-

この旅で2番目にいい景色の場所でテントを張った翌朝。

朝いちばんだと蚊もいない。

派手に動くと蚊に感づかれるので、今日はテントを畳むのを食事の後に。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

今日は目的地まで12km。

余裕です。

今日も素晴らしい景色の中を歩きます。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

途中で北極圏にしか生息していなレミングを2度見かけました。

人間に対しては怒りんぼで知られているレミング。

全然怒りんぼではありませんでしたが、可愛くて可愛くて、私はレミングファンです。

途中、道がわかりにくそうなところには、こっちじゃないですよ、と石を並べてお知らせしてあったり。

こっちですよ、と石で矢印が作られていたり。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

メスのヨーロッパオオライチョウ/Tjäderとそのヒナたちを見かけたり。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

のんびりとハイキングです。

そろそろケブネカイセも見えてくるだろう、と探す私たち。

富士山のように山の形を知っているわけではないので、どれがケブネカイセかわかりません。

これか?と思う山の写真をバシバシとりますが、次々とイヤ、これかも、という山がでてきます。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

ケブネカイセ頂上にはヘリコプターでもいけるため、ヘリの音がする方向から多分これか?と思った山の写真を撮りました。

奥の右側の山がケブネカイセかと。(奥の左もケブネカイセの一部のようです)

さて、どうやら本日の目的地の山小屋(ケブネカイセフェルスタフン/Kebnekaise Fjällstation)到着。

すごい岩だらけの場所にテントがたくさん。

どうやら山小屋の建物から150メートル以内にはテントを張ってはいけないようです。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

え、居心地悪そうだしここはイヤだわ、と思い、一旦山小屋の敷地内を通ってニッカルオクタに続く道沿いをチェック。

森が広がっていて、いい感じです。

本日のキャンプ地決定。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

キャンプ場ではホッキョクギツネも数回出没。

食べ物を狙っているのかと思ったけど、鳥を捕まえていました。

ちなみに、私たちが王様の散歩道に行ったのは7月18日~24日。

ハイシーズンということでした。

が、ハイシーズンって何?というほど人がいません。

写真を撮る時も、ほとんどいつでも誰もいない写真が撮れます。

山小屋利用の場合はもっとハイシーズンを感じたのかもしれません。(満室という文字もみかけました)

山小屋のキッチンは人の熱気で空気が悪い。

外でのんびりするほうが好きです。

もしくはレストランを使用したい。

この山小屋はケブネカイセを目指す人が多く、比較的すぐに来れる場所にあるのでレストランが併設されています。

さて、晩は翌日のケブネカイセ登頂にむけてのツアー説明会です。

全然調べていませんでしたが、どうやら氷河をわたり、クライミングをするようです。

30分に一度5分の休憩をとるそうですが、遅れてしまいその休憩までに追い付かなくなってしまう人は氷河の手前で一人で帰らされるようです。

一人で…

少し不安がよぎりました。

さて、今回のメインイベント、その7)王様の散歩道 山をなめるな!ケブネカイセ登頂!に続きます。

☆————–

本日の楽ちん情報はこちらです。

1)山小屋に泊まって、施設を使いましょう

山小屋泊は結構なお値段なようで、会員の大人二人、4人部屋で3175kr(41300円くらい)。

予約はこのページから。30~33週がハイシーズンで予約がとりにくいようです。

2)テント泊だけど施設の設備を使いたい

キッチン、トイレ、シャワー、サウナ、乾燥室などを使いたい場合は一日一人会員料金250kr(3250円くらい)、非会員350kr(4550円)で使うことができます。

3)レストランで快適に。

ディナーは会員一人410kr(5300円くらい)、非会員465kr(6000円くらい)。

高っ!

でもものすごく美味しそうです。

そして雰囲気も悪くない。

シャンパンも置いていて、ラグジュアリー。

ハイシーズンは予約をとったほうがいいようです。

手作りお弁当も売店で売っています。

お値段90~130kr(1200~1700円くらい)で美味しそうで、レストランはちょっと…という方にぴったり。

朝ごはん/ランチパックもあって、それぞれ会員115kr(1500円くらい)、非会員130kr(1700円くらい)。

焼きたてのパンやらなんやらの豪華朝食ブッフェをランチパック用の袋をもらって自分で詰めて山登りにもっていけます。(朝食は朝食、ランチはランチで別料金)

デイハイクをしてレストランでランチをとることもできます。

会員115kr(1500円くらい)、非会員130kr(1700円くらい)。

詳しくはこのページをご確認ください。(スウェーデン語)

会員というのはSTF(Svenska turistföreningen/スウェーデン観光協会)のことです。

26歳以上の大人一人につき295kr(3800円くらい)ですが、同じ住所の大人2人と25歳までの子供全員のファミリー会員は450kr(5900円くらい)とお得。

山小屋泊や利用が安くなるだけでなく、STF主催のツアーも割引があります。

提携している電車、アウトドア用品店、本や地図なども安くなります。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

☆————–

■ラップランドを旅するシリーズはこちら↓

その1)寝台列車
その2)王様の散歩道 Abiskoからスタート!
その3)王様の散歩道 Alesjaureを目指して川を渡る
その4)王様の散歩道 峠越え
その5)王様の散歩道 蚊の来襲
・その6)王様の散歩道 どの山がケブネカイセですか?
…その7)王様の散歩道 山をなめるな!ケブネカイセ登頂!


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ラップランドを旅する その5)王様の散歩道 蚊の来襲

ラップランドで夏休みを過ごした私たち。

王様の散歩道(クングスレーデン/Kungsleden)と呼ばれるトレイルを歩きました。

トレイルの予定はこちら。

1日目:15km
└(アビスコツーリストスタフン/Abisko turiststaion→アビスコヤウレ/Abiskojaure)
2日目:20km
└(アビスコヤウレ/Abiskojaure→アレスヤウレ/Alesjaure)
3日目:25km(峠越え含む)
└(アレスヤウレ/Alesjaure→セルカ/sälka)
4日目:12km
└(セルカ/sälka→シンギ/singi)
5日目:14km(夜20時までに到着必須)
6日目:ケブネカイセ登頂
7日目:19km

実際に歩いた距離はこちら。
1日目:約19km
└(目的のアビスコヤウレを2kmほど過ぎて終了)
2日目:約23㎞
└(目的のアレスヤウレを5kmほど過ぎて終了)
3日目:約20km

さて、王様の散歩道4日目は蚊に悩まされます。

—————-

連日20kmほど歩いてきましたが、今日の予定は12km。

楽勝。

朝起きて、いつものように旦那さんは朝食の準備、私はテントの片付け準備。

テント内を空にして、フライシートを外し、テントを乾かそうと持ち上げました。

わっ!

何かが走り出して、その辺の小さな木の茂みに逃げ込みました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

レメル/lämmelだ!

と旦那さん。

レメルって何よ。

どうやら日本語ではレミング。もしくはタビネズミ。

知らない(笑)

どうやら北極圏にだけ住んでいるようです。

ハムスターみたいな大きさですが、三毛猫みたいな色です。

可愛い。

旦那さん曰く、集団自殺をすることで有名だそうです。

崖から次々と飛び降りることがあるとか。

それは誤解だとか伝説だとか…

何にせよ、朝から可愛いレミングが見れて幸せでした。

どうやら毛の生えた動物(猫とか)に飢えているようです。

帰ったらうちのおじいちゃん猫が嫌がるほど抱っこしよう。(ほどほどにしろ)

さて、歩き出してすぐ絶景。

その後もずっと絶景。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

私の中ではスイスを歩いているようなイメージでした。

今回歩いた110kmの中でこの日が一番絶景続きだったと思います。

起伏もそんなになく、渡渉もなく。

これぞ王様の散歩道。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

さて、朝9時前に出発して、13時半ごろにはシンギ/singiの山小屋に到着。

あっという間。

山小屋についたらコーヒーを買って飲むことにしていたので売店探し。

…ない気がする。

聞いてみると、タイ産の鶏肉だったら売ってるわよ、と。

え?

なんだ、そのピンポイント。

多分泊まる人の自炊用で売っているようです。

コーヒー飲みたかったんだよね、と山小屋の人と話していました。

あ、冷たいリンゴンベリーのサフト(コケモモのジュース)だったら外のテーブルに置いてるから好きなだけ飲んでいいわよ、と。

わー、嬉しいー。

リンゴンベリーサフトを旦那さんとゴクゴク飲んでいたら、隣に座っていた人たちが食事を作り始めました。

あれは…

多分だけど自家製のインスタント食品と見た。

自家製かどうか聞いてくれと旦那さんにお願い。(自分で聞け)

えー、といいつつも興味がある旦那さん。

すみません、変な質問してもいいですか、と。

やっぱり自家製インスタント食品でした。

大まかな作り方が聞けたので、帰ったら自家製インスタント食品づくりプロジェクトをはじめようと決めました。

減ることのない私のプロジェクト(笑)

冬の間にやってみて、来年の夏は自家製インスタント食品でキャンプに行こう。

さて、実は私たちの王様の散歩道はここまで。

ケブネカイセ方面は違うルートの名前がついています。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

クングスレーデン(王様の散歩道)の看板をたどって行くとケブネカイセには着かないのでご注意を。

実際にケブネカイセの山小屋近くでキャンプしていた時、他の人が道を間違えたまま4時間歩いてた話を聞きました。

王様の散歩道は岩などの赤いドットが目印です。

ケブネカイセに行く道は白いドットになっています。

2kmほど歩いて、湖を見下ろす素敵な景色の場所でテントをはることにしました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

足元がフカフカです。

その辺で水浴びをして、ゴハンを食べて。

なんだかここは蚊が多い。

地面に近いと蚊がさらに多い気がして、岩の上に立って食事です。

すごい数の蚊をよく見ていると、指揮棒をふるような幅で上下を行き来しています。

面白い蚊もいるもんだ。

時間がありあまっているので、私は少し休憩。

旦那さんはその辺を散策してくるとのこと。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

30分ほどしたらトナカイのツノを4本ほど持って帰ってきました。

きゃー、私も見つけたい!と一緒に散策。

トレイルから離れてちょっと歩くと、ポロっと落ちているもんです、トナカイのツノ。

きれいな形のものを選りすぐって持って帰ります。

アハハハ、フフフフ、とキャアキャア散策を楽しんでいましたが、どうも蚊が増えている気がする。

手で振り払っても全く振り払いきれない。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

見えないかと思いますが、服にも帽子にも蚊がたくさんとまっています。

蚊よけスプレーをかけても効果が見られない。

羽音がすごい。

急いでテントに逃げ込んだが、テントにもピシピシとぶつかってくる蚊の大群。

獲物を逃し怒り狂った羽音が1時間ほどやみませんでした。

スウェーデンの蚊にアレルギーがあるっぽい私は、蚊よけのヘッドネットを購入していました。

が、正直まぁなくてもいいよね、という感じでした。

確かに蚊は多いし、刺されるけど、塗るタイプの蚊よけがかなり効き、許容範囲でした。

が、ここはすごかった。

大げさではなく。

ここを歩くならヘッドネットがあってもいいかと思います。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記
※持って行った蚊よけで一番効き目があったのはスティックタイプのUS622でした。
耳や顔にも手軽に塗れて、塗ったところにはすぐに蚊がとまらなくなります。
スプレーは風で流されるのか顔周辺にはあまり効かず。
気休めで背中、腰、ズボンなどの上からかけていました。
オイルタイプは手がベタッとするので途中から全然使わず。

キルナなどの北スウェーデンは寒いイメージで蚊がいない気がしますが、多いんです。

種類も南スウェーデンのとは違うようです。(蚊は3000種類以上いるそうです)

全体的に動きが遅いのは同じですが、刺すのがヘタな蚊が多いようで、「痛っ!」と気付くことが多々。

そして体が柔らかいのか何なのか、パチンと叩いたはずが、手をどけるとフワーンと飛んでいく率も多い。

叩いたら、すり潰す。

これに限る。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

その6)王様の散歩道 どの山がケブネカイセですか?に続きます。

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その1)寝台列車
その2)王様の散歩道 Abiskoからスタート!
その3)王様の散歩道 Alesjaureを目指して川を渡る
その4)王様の散歩道 峠越え
・その5)王様の散歩道 蚊の来襲
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ラップランドを旅する その4)王様の散歩道 峠越え

ラップランドで夏休みを過ごした私たち。

王様の散歩道(クングスレーデン/Kungsleden)と呼ばれるトレイルを歩きました。

トレイルの予定はこちら。

1日目:15km
└(アビスコツーリストスタフン/Abisko turiststaion→アビスコヤウレ/Abiskojaure)
2日目:20km
└(アビスコヤウレ/Abiskojaure→アレスヤウレ/Alesjaure)
3日目:25km(峠越え含む)
└(アレスヤウレ/Alesjaure→セルカ/sälka)
4日目:12km
5日目:14km(夜20時までに到着必須)
6日目:ケブネカイセ登頂
7日目:19km

実際に歩いた距離はこちら。
1日目:約19km
└(目的のアビスコヤウレを2kmほど過ぎて終了)
2日目:約23㎞
└(目的のアレスヤウレを5kmほど過ぎて終了)

さて、王様の散歩道3日目は峠越えです。

—————-

今回のキャンプ地として一番景色がよかった場所。

夜中1時に目が覚めてテントを開けると広がる白夜。

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あぁ、エーランド島のあれは白夜ではない、と理解した瞬間。

旦那さんも朝起きて、テントを開けると目の前絶景で感動していたようです。

旦那さんが朝ごはんを用意している間、私はテントを片付ける準備です。

エアーマットの空気を抜き、寝袋をしまい、テントを空にします。

テント全体をカバーするフルフライシートを広げ、インナーテントの底を乾かしている間に朝食。

朝の7時すぎですが、すでに歩き始めている人も。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

この赤い×マークは王様の散歩道のルートを意味します。

スノーモービルの道だったり、ここを通ってくださいねーっていう印です。

いい天気の中歩きだし、そろそろ峠の手前の山小屋が見えるかな、というあたりで渡渉。

ここはかなり水が冷たく、シャキッとなりました。

チェクチャ/Tjäktjaの山小屋は川を渡るので寄らず。

山小屋を横目に歩き続けると、大きめの石なのか岩なのかがゴロゴロとした道が続きます。

たまに雪道にもなります。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

いつまで続くのか、ゴロゴロ道…

地味にきついゴロゴロ道。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

雪道の先には高さ1150メートルの峠のてっぺんです。

雪で足がすべるわ、でもそんなにはきつくありません。

ゴロゴロ道のほうがきつい…

来た道を振り返ると絶景。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

トイレくらいしかない峠なので、ちょっと休憩して景色を楽しんだら先に進みます。

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岩がゴロゴロ…

峠のてっぺんから100メートルほど進むと絶景が。

あちこちでゆったりと寝転がりながら絶景を堪能してる人が。

次の山小屋までは12kmほどのはずです。

が、見通しのいい景色の先に山小屋は見えません。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

景色がいいねー

川も山もきれいだねー

岩で歩くの大変だねー

歩けど歩けど山小屋の影は見えず。

足場が悪くて地味に疲れているようです。

木陰がない開けたところなので、太陽でどんどんパワーが吸い取られて行きます。

途中何度も追い越し、追い越されしたフランス人3人組もどんどんヘロヘロになっていくのが見えます。

と、そこにゼッケンをつけた人が向こうから走ってきます。

レースです。

人数は全然少なく、ポツポツとしかすれ違いませんが、みんなほとんど何も持たず走っています。

これは…

まさか…

ニッカルオクタからアビスコまで(110km)走るんじゃないか…

前日にあったおじさんがニッカルオクタまで走るというのに衝撃をうけていましたが、まだまだ鉄人はあちこちにいるようです。

Swedish Alpine Ultraというレースのようです。

アビスコからケブネカイセまで電話もネットも通じないので、帰ってからネットで調べました。

最大人数50人までのレースで朝8時にニッカルオクタを出発するようです。

一番最初の人とすれ違ったのは午後14時前後だったような。

ということは、4時間で50kmほど走ってきたと…

そしてこの先60kmほど走ると…

それなのに、すれ違う人たちはみんな笑顔で挨拶をする余裕あり。

まさに超人!

人間のすごさに感動しつつ、一体いつ山小屋が見えるのかとモチベーションを保つのに必死の私。

どこまでも続く道。

それはいいけど、山小屋はどこだー!!!

16時半ごろようやく到着。

本日の旅の友、フランス人3人組のひとりだけが途中で抜かしていったんですが、私たちを見つけ、手を振っておでむかえしてくれました(笑)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

しばらくすると残りのフランス人2人も到着。

長かったねー、と到着をたたえあいました。

さて、私たちは休憩だけして、ちょっと離れた敷地外でテントを張りました。

テントを張っている途中からポツポツと雨が降り始め、テント完成と同時に大雨に。

ザバザバザバーッと小一時間降って、雨はやみました。

危ないとこだった(笑)

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※これは夜中1時頃の写真です。

そしてそばを流れる川で水浴び。

野性味あふれる私たち(笑)

水浴びの時にうちの旦那さんがトナカイのツノを拾ってきました。

やったー!

今回トナカイのツノを持って帰るのも目的のひとつでした。

ウホウホと喜びながら本日の晩御飯はパスタボロネーゼ。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

いつまでもたどり着かないと思いながら歩いたけど、前日より少し短い距離の約20kmだけでした。

ラップランドを旅する その5)王様の散歩道 蚊の来襲、に続きます。

☆————–
本日のラク旅インフォメーション。

セルカ(Sälka)の山小屋に泊まるには500kr()(会員大人1人につき)/350kr()(会員16歳~25歳以上1人につき)。
子供は無料。

ネットで事前に払っておくと50kr()割引になるようです。

そして敷地内にテントを張るには300kr(会員16歳以上1人につき)。
子供は無料。

会員でない人は100kr()で1日会員になれます。

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これで、敷地内テントの人もキッチン、サウナの使用ができます。

キッチンはこんな感じで、きれいです。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

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その1)寝台列車
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その3)王様の散歩道 Alesjaureを目指して川を渡る
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ラップランドを旅する その3)王様の散歩道 Alesjaureを目指して川を渡る

ラップランドで夏休みを過ごす私たち。

王様の散歩道(クングスレーデン/Kungsleden)と呼ばれるトレイルを歩きます。

トレイルの予定はこちら。

1日目:15km
└(アビスコツーリストスタフン/Abisko turiststaion→アビスコヤウレ/Abiskojaure)
2日目:20km
└(アビスコヤウレ/Abiskojaure→アレスヤウレ/Alesjaure)
3日目:25km(峠越え含む)
4日目:12km
5日目:14km(夜20時までに到着必須)
6日目:ケブネカイセ登頂
7日目:19km

実際に歩いた距離はこちら。
1日目:約19km
└(目的のアビスコヤウレを2kmほど過ぎて終了)

さて、王様の散歩道2日目はどんな感じでしょうか。

—————-
心地よい目覚め。

時計を見ると朝6時すぎ。
どうやら12時間寝ていたようです。

ええ、前日はゴハンを食べて、ちょっと横に、という夕方6時頃の記憶で終わっています。

疲れてる(笑)

一日の目覚めはコーヒーから。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

普段は1日10杯近く飲んでいるコーヒーですが、ハイキング中は朝のみと決めています。

なぜなら、持ってきたミルクは12個(小さなポーションの常温保存可能ミルク)。
※旦那さんの足元のジップロックに入っています。

私たちはコーヒーが好きというか、ミルクコーヒーが好き。

ミルクなしのコーヒーなら紅茶を選びます。

そして持ってきたガスがどれくらい持つのかわからないため、様子を見ています。(結果的にはガスは半分以上残ったと思います)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

いい天気、いい景色。

今日は旦那さんが私の荷物で重い物を持ってくれたので多少軽くなりました。

多分私7kg、旦那さん17kgくらい。

日が進むにつれて、食料はなくなっていくので旦那さんもラクになるでしょう。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

今日は20km歩く予定でしたが、昨日すこし稼いだので18kmくらい歩けばいい予定。

アレスヤウレ/Alesjaureの山小屋を目指します。

途中にサーミの集落的なものも少し遠くに見えましたが、寄らず。(体力温存)

昨日までは予備の水(2リットル)も旦那さんが背負っていたんですが、山から流れてくる水がたくさんあるので飲み水(各500ml)のみにしました。

水が少なくなったら、よさげなところで水を補給。

後半に出会ったベルギー在住という日本人夫婦がフィルターを通していた(旦那談)ようですが、私たちは直飲み。

きれいでしょう、きっと♡

起伏のない野原と湿原を延々と行きます。

すごくきれいです。

雪の残った山ってなんてきれいなんだろう、と感動しっぱなし。(山に飢えてた)

おっと、川です。

色々見てみましたが、この渡渉は靴を脱ぐ必要があります。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

おうっ!

冷たい!

気持ちいい!

渡り終えたらマレーシアで買ったパレオで足を拭きます。

パレオ、本当に便利。

おすすめ。

足がリフレッシュされました。

じゃーん。

15時半頃に、アレスヤウレ/Alesjaureの山小屋登場。

景色最高。

めちゃめちゃ絶景にトイレもあります。(中から外は見えませんが)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

男性は隣に景色も見える絶景トイレあり(笑)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記
※看板見えますかー?

1時間ほど靴も脱いでゆっくり。

山小屋にある売店をチェック。

インスタントラーメンは10krで売ってるから、最後の方に食事がなくなったらこれでいいね。

ふもとのお店では60krほどで売っているガス(小)はここでは100kr。

歯磨き粉、蚊よけ、バンドエイド、お菓子、食料、ばら売りの生理用品など売っています。

ばら売りといえば、紅茶のパック。

なんとひとつ10kr(130円くらい)。

ふもとなら丸々ひと箱買えそうな値段です。

お、コーヒーが25kr(325円)です。

おかわり自由。

クッキーとコーヒーで休憩。

明日は峠越えで25kmの予定。

元気なので、今日また距離を稼ごうと思い17時頃出発。

地図を見て、橋を3つ渡ったくらいでテントをはることを決定。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

なんというきれいな景色。

途中で小さなデイパック(多分何も入ってない)のおじさんに走って越されました。

ん?

あの人、どこで寝るんだろう。

山小屋に泊まるにしても寝袋必要だよね?

ちょっと行くとそのおじさんが水を補給していました。

追い抜いた私たち。

また追い抜かれたときに「軽装ですが今日はどこまで行くんですか?」と声をかけてみた。

「ニッカルオクタだよ」

とのこと。

ニッカルオクタ…

え、私たちのゴール?

すごい、走って今日中に着くつもりだ。

信じられない。

旦那さんと白目をむきながら感心しきり。

私たちの今日の目的地、橋3つは全然でてこず、こんなに待ち遠しいのに。

地図をみると、どうやら簡易の橋だったようで、すでに5kmほど歩いていました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

19時半ごろ、景色のいいところで、2日目終了。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

本日のゴハンは、誰かからもらったインスタント食品で、スパイシーなクスクス。

全然スパイシーでなくがっかり。

ラップランドを旅する その4)王様の散歩道 峠越え、に続きます。

☆————–
1日何時間も歩きたくない、

テントなんか背負いたくない、

散歩道っていうからにはそんな雰囲気で楽しく行きたい、

と思ってる方がいると思いますので楽ちん情報も入れておきます。

1)途中、船でショートカットできるようです。

大人一人350kr(4550円くらい)。

興味なかったので時間などは見ていませんが、乗船時間は10分ほどなので、平坦なここでショートカットは不必要かと。(楽ちん情報を否定)

2)ヘリコプターで来れます。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

Abisko Östra(駅)からAlesjaure(山小屋)まで、ひとっとび。

荷物ひとつ(20㎏まで)と大人一人1000kr(13000円くらい)

荷物ひとつ(20㎏まで)と2歳~11歳までの子供一人600kr(7800円くらい)

荷物は1㎏オーバーごとに25kr()加算されます

0歳~2歳までは無料。

犬は300kr(3900円くらい)

3)荷物のみヘリコプターで運ぶこともできます。

Abisko Östra(駅)からAlesjaure(山小屋)までなので、その距離35km。

軽装ででかけて初日は途中の山小屋(Abisko jaure)に泊まればいいのでは。(寝袋必須のはずです)

20㎏までの荷物ひとつで300kr(3900円くらい)

☆————–

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ラップランドを旅する その2)王様の散歩道 Abiskoからスタート!

ラップランドに着いた私たち。

目指すは、王様の散歩道。

あぁ、なんて素敵な響き。

スウェーデン語でクングスレーデン(Kungsleden)。

英語でThe Royal Trail。

日本語にすると王様の散歩道。

トレイルを散歩道と訳す日本語の美しさ。

散歩道というわりに、全長400km以上。(Abisko fjällstationから出ている緑、そして紫のラインが全貌です)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

全部を歩く時間は今回なかったので、人気のルートを歩きました。(グリーンのラインが今回の予定)

アビスコ(Abisko)からニッカルオクタ(Nikkaluokta)の約110km。

1日目は、
アビスコツーリストスタフン(Abisko turiststaion)→アビスコヤウレ(Abiskojaure)
の予定です。

その距離、15㎞。

9kmの荷物を背負って15km…

散歩道…

もりもりと朝食を食べ、スタート地点までの一駅(2km)を歩きます。

道端に咲いている花が南スウェーデンとは違う。

可愛いわー。

あ、サーミの博物館があるみたい。

行きたいなー、きっとゴール地点の町にもサーミの博物館あるかな、ということで行かずに先にすすみます。(ゴール地点の町にはなかったです)

地図を見ると、今日は川沿いをずっと進めばいいようです。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

わー、久しぶりの川。(エーランド島には山がなければ川もない)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

尾瀬のように、どこまでも続く木道。

木陰の中を歩くので暑くもなく、とてもいい。

途中に川を渡る渡渉(としょう)があるということで、水の中も歩けるサンダルも持ってきていました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

が、本日の道ではこれくらいで、靴でも全然大丈夫でした。(私たちの靴はゴアテックスのハイカット)

お昼はクネッケ(硬いパン)に、ノルウェーの月兎耳さんからいただいたサラミ。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

この下にひいているグリーンの布はたしかはるか昔マレーシアで買ったパレオです。
バックパッカー旅にはかかせないこの一枚。

寒い時には首まわりにまいたり、
乗り物の中ではひざ掛けになったり、
泳ぎに行くときはこれを身体にまいて首でくくってサマードレスにしたり。
共同シャワー場にもサマードレス仕様で行くと脱ぎ着が一瞬です。
お弁当を食べる時は敷物がわり。
バックパックの中身を出す時も敷物がわりにポンポン乗せれます。
テントの前室がわりにも。
風呂敷のようにも使えます。

話がそれましたが、食事。

要所要所にある山小屋のほとんどで食料などの購入は可能ですが、できる限り自分たちで持って行きたい私たち。

このサラミ1本で、1週間2人分の朝ごはん、昼ご飯がまかなえました。

クネッケも2パックでぴったりでした。

途中キャンプ場があったり、キャンプ場があるところにはトイレがあったり。(トイレットペーパーがかなりの確率であります)

ふーん、こんな感じか、と知った初日。

道はわかりやすく、迷うこともありません。

さて、いよいよ目標の最初の山小屋です。

が、ここで、鬼軍曹(旦那)登場。

「明日の予定は20kmでしょ?今日もうちょっと歩いて稼いどかないとキツくなるんじゃない?」

はい、予定を立てたのは私。

そして歩くのが遅いのも私。

予定では

1日目:15km
2日目:20km
3日目:25km(峠越え含む)
4日目:12km
5日目:14km(夜20時までに到着必須)
6日目:ケブネカイセ登頂
7日目:19km

です。

えー…

確かに、予定では今日の15㎞を5時間ほどで歩くつもりでした。

が、荷物が重い。

景色も見たい。

初日なので体がなまっている。

と休憩しながら歩いていたら予定時間はとっくにオーバー。

うーん、じゃあちょっとだけ…

山小屋はルートから外れていたので、わざわざ行かなくていいか、と立ち寄りませんでした。

そろそろ体力なくなってきました、と訴えて訴えて、やっとOKの許可をもらいました。

朝9時から夕方17時前まで歩いて、やっとその辺にテント設営。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

晩ごはんはアウトドア用のお湯を入れたら出来上がり、フリーズドライフード。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

これは日数分持って行ったけれど、疲れすぎた日があり、きれいに2個余って持って帰ってきました。

どちらのメーカーも美味しかったですが、左のチキンフライドライスは塩コショウがないと物足りなかったです。

初日はチキンティッカマサラをチョイス。

うん、美味しい。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

※地図は、https://alpencols.nl/のを使用

結局今日は19kmほど歩きました。

散歩ってこんなんやっけ?

ラップランドを旅する その3)王様の散歩道 Alesjaureを目指して川を渡る、に続きます。

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ラップランドを旅する その1)寝台列車

ラップランド。

なんて素敵な響き。

雪、トナカイ、犬ぞり、オーロラ、サンタクロース。

夏は白夜が有名です。

ラップランドとは、スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・ロシアの4カ国にまたがった、少数民族のサーミ人が住んでいる地域のこと。

このラップランドまで、エーランド島からはなんと1800kmで、車なら20時間かかります。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

1800km南下するとイタリアに着きます。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

スウェーデンって長いわー。

途中でお義父さんと奥さんの山小屋に寄り道する予定で車計画を進めていましたが、時間の節約のため、行きは寝台列車、帰りは飛行機にしました。

ラップランドを旅する目的は、王様の散歩道とスウェーデンで一番高い山、ケブネカイセ登山。

ということで、テント、寝袋、調理器具、食料などを詰め込んで出発。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

左の旦那さんのバックパックは15㎏。(いつも使っているバックパックに入りきらず急遽その辺にあったバックパック使用)

右の私のバックパックは9kg。

まずはエーランド島を車で出発。

1時間後には本土のカルマルから電車に乗り換えます。

ヨーテボリで乗り換えです。

3時間ほど待ち時間があったので、駅前の大きな公園でランチを食べ、温室をチェック。

温室の見学は無料です。

すごいなー、ヨーテボリ。

駅に必ずあるキオスク、Pressbyrånで電車で飲むコーヒーを購入。(学割、マイカップ割ありです)

Pressbyrånがそんなに必要かというほどの数ひしめきあっています。

久しぶりに、サービスの飽和を感じる田舎暮らし。

さて、ヨーテボリからボーデン(Boden)までは寝台車(sovvagn)です。

椅子席で一晩過ごすぜ、という強者は大人2人でお値段1637kr(2万1000円くらい)

二等車は、男女別(3人部屋)と男女混合(6人部屋)から選べます。

男女混合の6人部屋(Plats i liggvagnskupé 2 kl)は、
大人2人でお値段2132kr(2万8000円くらい)

男女別の3人部屋(Plats i sovvagnskupé 2 kl)は、
トイレ、シャワーが同じ車両にあって
大人2人でお値段2316kr(3万円くらい)

男女混合の3人部屋はないんですが、6人部屋はイビキ問題なんかでちょっとイヤだわ、という方には2人で3人部屋を貸切る(Egen sovvagnskupé 2 kl)こともできます。
トイレ、シャワーが同じ車両にあって
大人2人で貸し切って、お値段2775kr(3万6000円くらい)

それぞれ、変更のきかない場合のお値段です。
変更可能の場合、キャンセル可能で返金ありの場合などもプラス料金で選べます。

学生や26歳以下なら料金はグーンと下がります。

私は学生証は持っていますが、年齢が「いや、払えますよね?」ということで微々たる割引です。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

これは3人部屋の写真。

6人部屋のほうが席の深さがあるような感じですが、洗面台などはついていません。

6人部屋を選ぶ場合は、上段が一番いいかな、と思います。

次に下段。

中段は収納式のひじ置きが寝心地を左右するかと思います。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

3人部屋の車両にはシャワールームが使用できるカードがついています。

ちなみに寝心地はかなりよく、遮光カーテンもついているので、我が家よりよく寝れたかもしれません(笑)

食堂車が23時までオープンしているので、6人部屋で気まずいわ、という方はご利用ください。

料理はちょっとお値段しますが、ドリンク(お酒含む)や軽食はそこまで高くなく、一人で相席をしながらお酒を飲んでる人なんかもたくさんいました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

ボーデンで乗り換えですが、この素敵な駅舎がかなり気になります。

さて、私たちは28時間後(待ち時間含む)にようやく目的地に到着。

王様の散歩道はAbisko turiststaionがスタートですが、私たちはひとつ手前の駅の宿に泊まりました。

宿にキッチンがあったので、夕食と朝食の買い出しに行きました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

北スウェーデンにしか売っていないメーカーのミニサラミ。

トナカイとヘラジカのお肉が使用されています。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

南スウェーデンでは採れないクラウドベリーのヨーグルト。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

そして食べすぎの夕食。

この後1週間はクネッケ(固いパン)、サラミ、お湯を入れたらできあがりのアウトドア用食品のみです。

え、王様の散歩道って「散歩」じゃないの?

違います。

ラップランドを旅する その2)王様の散歩道 Abiskoからスタートに続きます。

■ラップランドを旅するシリーズはこちら↓

・その1)寝台列車
・その2)王様の散歩道 Abiskoからスタート
・その3)王様の散歩道 Alesjaureを目指して川を渡る


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玄関を作る その2)仮階段をバージョンアップ

ヨーロッパ各地で大変な気温になっているようで恐ろしい。(40℃以上とか…)

エーランド島は暑いとはいえ25℃前後と過ごしやすかったんですが、急に昨日は冷え込みました。

はい、毛糸の靴下登場。(年中活躍)

天気が悪かったので寒かったのか、今日はそこまで寒くないけど、薄手の長袖が心地よい。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記
※どんよりとした空模様。

この後降りだして来て、洗濯物をとりこむために走って帰りました。

すくすく育つトウモロコシは家畜用なので甘くありません。(残念…ってなんでや)

さて、2018年度のリノベーション快進撃は、周りの人から文明開化、産業革命、現代への追い付きとまで言わしめました。

あれから1年。

リノベーションどうした?

キッチンベンチのドアがつく気配もない。

窓枠がつく気配もない。

二階のリノベーションなんて全く無視されたまま。

外の壁も下地のまま。

ヒビの入った煙突の修理はどうした?

まぁ…

生活に不便はないのでいいけど、まさかこれでOKと思ってないだろうな?とたまに気になる。

あ、電気ノコギリ使ってる。

何してるのかな、と窓から外を見ると、外階段が外されています。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

新しい階段つけるから、とのこと。

壊れてて危ないし、とのこと。

パレットを積み重ねて仮の階段にしていましたが、雨にさらされて木がもろくなり、踏み抜いてあちこちに穴が。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

まぁ、それも昨日今日はじまったわけではなく、3年くらい前からです(笑)

何をいまさら(笑)

多分週末に旦那さんの親友夫婦が遊びに来るので、急に気になったとみた。

夕方から急ピッチで木を切り、組んでいた旦那さん。

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あっという間に階段完成。

玄関ポーチ?を作るまでの仮です。(なんでも仮ばっかり)

玄関ポーチはこの夏のリノベーションの予定のはず…

まだ夏は終わっていない。

最後まで諦めるな、希望を捨てるな。

わー、階段、上り下りが楽ちんー。

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ちょっと遠くから見てみました。

うち、高床式かなんか?

■玄関のリノベーションシリーズはこちら↓

玄関を作る その1)フロントポーチの土台作り
・玄関を作る その2)仮階段をバージョンアップ

■キッチンのリノベーションシリーズはこちら↓

家の中には食器を洗うところはありません
薪ストーブの準備
薪ストーブを置く土台づくり
キッチンの窓とバルト海からの風
薪ストーブ、つきました。
キッチンのシンク選び
キッチンのベンチを作る その1)本当に一から
キッチンのベンチを作る その2)脚の高さ調節
キッチンのベンチを作る その3)ドアと引き出しの枠
キッチンのベンチを作る その4)ハンドル見本をいくつも作る
キッチンの壁を塗る
キッチンの床を買う
キッチンの床をはりました
キッチンのベンチを作る その5)磨いて磨いて磨き続ける
キッチンのベンチを作る その6)キッチンベンチをカット&シンク設置
キッチンのベンチを作る その7)蛇口から水が出る
キッチンのライト
キッチンに換気扇を購入
キッチンに換気扇を設置 その1)窓枠設置
キッチンに換気扇を設置 その2)キッチンの壁にタイルを貼る
キッチンに換気扇を設置 その3)タイルの目地を塗る
キッチンに換気扇を設置 その4)壁にダクト用の穴を開ける
キッチンに換気扇を設置 その5)やっと設置?
文明開化が進む我が家、食洗機が!


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マスタードの収穫

夏休み終了。

今年の夏休みは盛りだくさんでした。

初めての本物の白夜。

王様の散歩道を6日かけて歩いたり。

スウェーデンで一番高い山、ケブネカイセに登ったり。

クタクタになるまで遊びました。

詳しくは後日…(まだクタクタ)

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※お土産のトナカイの上でグーグー眠るおじいちゃん猫ギズモ。

さて、10日ほど留守にしている間に、家庭菜園が大変なことに。

ケチャップ用のトマトが大豊作で、重みでトマトたちが地面に横たわっている。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

ケールも大豊作で、わっさわっさ。

そしてまた植えてもいないディルとマリーゴールドに畑が乗っ取られている(笑)

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オリーブオイルと塩をもみ込み、オーブンでパリパリになるまで焼いて、ケールチップス三昧です。

3種植えていた豆は、甘みが違う美味しさ。

オクラは…

今年もできていないけど枯れてもいない…

今年はヒョウタンを温室の外で育ててみました。

受粉に期待。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

あ、マスタードが…

家を留守にする前にはまだ乾燥しきっていなかったのに、帰ってきたら半分以上はじけていました。

なんてこと…

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

ホワイトセナップ(イエローマスタード?)はこれだけ。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

スバットセナップ(ブラウンマスタード?)はなぜか小ぶりで、全然作業が進みません。

イエローマスタードとブラウンマスタードを2:1で使いたいので何とか作業をすすめて試作第一弾を作りたい…

どうするか…

脱穀機を作るのがいいのか…


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