スウェーデン映画「Jordgubbslandet」

スウェーデン語タイトルは「Jordgubbslandet」。
英語タイトルは「Strawberry Days」
2017年6月30日スウェーデン公開。日本未公開。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

スウェーデン語タイトルを訳すと「ストロベリーランド」です。
英語タイトルとはちょっと違うイメージ。

スウェーデン語、ポーランド語、英語で構成されています。

※私は予告も見ず内容もなるべく知らずに映画が見たいので
■映画を見るにあたって知っておくともっと面白くなるスウェーデンの予備知識
■極力抑えたあらすじ
のみを書いています。
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この映画はスウェーデンに出稼ぎにきたポーランド人たちの生活が描かれています。
まるでエーランド島のような雰囲気ですが、映画が撮影されたのはBlekinge(ブレーキンゲ地方)。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

スウェーデンには他の国から出稼ぎに来る人がたくさんいます。

例えば、イチゴの収穫はポーランド人が多かったり。
ブルーベリーはタイ人が多かったり。

スウェーデン人は隣のノルウェーに出稼ぎに行ったりします。
魚の加工工場だったり。

日本でもバックパッカー友達は静岡の茶摘みが終わったら、北海道でイクラをかき出す季節労働をしたりしていました。

さて、私の夜間の語学学校、元クラスメイトのリトアニア人のおじさんですが、彼も最初はイチゴ摘みでスウェーデンに来たそうです。

家を作れるので、今では大工さんとしてオーナーの農家さんから色んな依頼を受けています。
この間の秋から冬は家を建てていましたが、今はブタ用の大きなブタ舎?を作っています。

そのリトアニア人のおじさんのガールフレンドがリトアニアから引っ越してきました!
ガールフレンドの娘さんとその彼氏も一緒に夏の間はイチゴ摘みのバイトだそうです。

スウェーデンの夏にかかせないイチゴ。
スウェーデンでは500g入りの箱に入って売られています。

ずっと腰を曲げたままの姿勢で、イチゴを摘みます。
時給ではなく、歩合制だそうです。
早く、きれいに摘める人はすごく稼げるそうですが、スピードが遅い人にとっては労働時間のわりに稼げないそうです。

朝は5時半から仕事スタート。
昼前の11時くらいまで作業するそうです。

ランチ休憩をはさんで、昼2時か3時から、夕方6時から7時まで作業。
遅い時は夜9時まで作業したりするそうです。

この間会った時はペアで午前中だけで500gの箱が15個入るボックス7個分収穫。(52.5㎏)
それが早いのか遅いのか私にはわかりません。

今のところ、1日の最高記録がボックス24個分だそうです。(180㎏)

そんな彼女たちの収入源のイチゴをくれたりします。


これは大きくても甘い品種なんだよと、とびきり大きなのを入れてくれたりします。

そして季節労働で来ているみんなは二段ベッドが入った小さな小屋で寝泊まりします。

私の友達はオーナーの農家さんと気づいた信頼関係から敷地内に家を建てさせてもらっています。
庭もあるし、燻製小屋もあって、ベッドルームも2つあるし、ガレージも広く快適です。

そんな友達も最初は二段ベッドの小屋からスタートしたそうで、そこから家に仕送りをし、そして自分の家を建てるまでになり、経済状況のよくない自国の家族、娘さんの旦那さんなどに出稼ぎを紹介したりしています。

長い一人暮らしの間に、自国にいる奥さんと別れることになり、お酒の量が増えたこともあったそうです。

今は彼女が来てくれて、お酒はほとんど飲まなくなったよ、と。
ついていけなくて辞めてしまった語学学校も、彼女と家でしばらく勉強したら行こうと思うと楽しそうに話してくれました。

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スウェーデン映画「Jalla! Jalla!」

スウェーデンでのタイトルは「Jalla! Jalla!」ですが、これはスウェーデン語ではなくアラビア語です。
2000年12月スウェーデン公開。日本未公開。

※私は予告も見ず内容もなるべく知らずに映画が見たいので
■映画を見るにあたって知っておくともっと面白くなるスウェーデンの予備知識
■極力抑えたあらすじ
のみを書いています。
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2000年に公開されて、大ヒットとなったらしいこの映画のタイトル、Jalla! Jalla!は、訳すと急げ!急げ!という意味で、タイトル通りスピード感にあふれています。

スウェーデンに住む中東からの移民の生活、葛藤を深刻になりすぎずに取り扱っています。

各国の慣習や習慣というのは、実際に体験してこそ、ということが多い気がします。
知識ではわかっていても実際に知らない。
いや、そうは云っても情熱でなんとか!とうまく理解と行動できる場合とそうでない場合があると思います。

スウェーデンは移民・難民の受け入れが多い国ですが、私は田舎に住んでいるので、スウェーデンの都市部のようにたくさんの移民を見ることは少ないです。

うちの村だと、シリアとアフガニスタンからの難民が、私のような移民だと、タイ、フィリピンくらいです。

が、無料の語学学校に行くと色んな国から移住した人たちと会います。
それでもカルマル市なので、ヨーテボリ、マルメといった移民がたくさんいる市とは比較にならないほど少ないです。

そんなカルマル市ですが、中東系食材店がいくつかあるので、アジア人よりはたくさん住んでいると思われます。
行動範囲、生活習慣が違うのか、今のところなかなか知り合うことはありませんが。

さて、この映画はレバノン系スウェーデン人の監督の兄弟が主人公のひとりを演じています。
そしてイラン出身のスウェーデン人歌手Lalehがレバノン人を演じています。

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スウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」

スウェーデン語タイトルは「En man som heter Ove」
2015年スウェーデン公開。2016年12月日本公開。

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※私は予告も見ず内容もなるべく知らずに映画が見たいので
■映画を見るにあたって知っておくともっと面白くなるスウェーデンの予備知識
■極力抑えたあらすじ
のみを書いています。
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スウェーデン語タイトル「En man som heter Ove」を訳すと「ウーベという名の男」です。
邦題よりもしっくりときます。
邦題だと最初から幸せな話を期待して見てしまう気がします。
幸せな話ですが、笑い、涙、怒り、やるせなさなどもあって、どれも普通の生活の中で起こることです。

ウーベという名の男の日常だけを見ると、わー、こんな人いるわー、とちょっと敬遠したくなります。
でも人には人の歴史あり。
習慣となる行動には、その人が生きてきた過程で生まれる理由やきっかけがあります。
劇的に思えることも一瞬の奇跡で起こるのではなく、辛抱や継続、忍耐や努力などを経ていること。

多分、どんな人でも、華やかさのあるなしに関わらず、人生というのはドラマチックなんだと思います。

話をしないから知らないだけで、スーパーでいつもレジを打ってくれるあの人も、出勤中にいつもみかける犬の散歩をするあの人も、何にもなく毎日を過ごしてるでーと思ってる人でも。

心にしみる映画でした。

ところで、この映画が公開されていた時、エーランド島の名画座では「Oveという名前の人は映画代無料」というのをやっていました。

Ove(ウーベ)という名前は50歳以上くらいに多い名前のようです。

スウェーデン人の名前はセイントの名前などで、健康に育つように「健」とか、「康子」とかそういう意味は特にないようです。

それでも流行りはあって、すごくおばあさんっぽい名前が今の流行りだそうです。
日本で例えると「ウメ」とかでしょうか。

さて、スウェーデン製の車といえば、サーブ(SAAB)とボルボ(VOLVO)が代表的です。
サーブ派とボルボ派は永遠のライバルだそうです。
フルフェイスのヘルメットのArai派かSHOEI派かみたいなものでしょうか。(わかりづらい)

サーブは今年(2017年)に消滅となるそうで、Oveが知ったら悲しむだろうな、と思ったり。(パーツは作られるそう)

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スウェーデン映画「skumtimmen」(原作:黄昏に眠る秋)

スウェーデン語タイトルは「skumtimmen」
2013年スウェーデン公開。日本未公開。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

ヨハン・テオリン(Johan Theorin)のミステリー。
エーランド島4部作のひとつめ、「黄昏に眠る秋」の映画化です。

本の世界観に届かず、4部作の残りの映画化がストップしてしまったそうです。
残念ですが、エーランド島の雰囲気は感じられます。

住んでいるところなのでエーランド島のどこが撮影に使われているかチェック。
知っているところもあれば知らないところも。

この物語の全てがはじまった場所、世界遺産のアルバーレット。
空から撮ったシーンがあります。
いつもと違う視点から見ると別の世界みたいです。

駅が出て来て、はじめて昔はエーランド島に電車が走っていたことを知りました。
今では痕跡を見つけるのも難しいです。

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スウェーデン映画「PLAY」

スウェーデン語タイトルは「PLAY」、邦題は「プレイ」
2011年スウェーデン公開。2015年日本公開。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

気が滅入ります。

黒人の子供たちが白人の子供たちを静かに巧みに追い詰めていきます。
移民とスウェーデン人の間で何が起こっているのか。

そしてこれは本当にあった「よくある事件」を元に作られているそうです。

スウェーデンの移民問題はどんどん大きくなっているようです。
この映画では12歳前後の子供たちが取り上げられていますが、もちろんもっと上の年齢の移民とスウェーデン人の間にも問題が起きています。

各地で移民が起こしたレイプなどをうけ、Soldiers of Odinという自警団が市民の間でNGOとして発足。
黒人であろうが白人であろうが地元でこれ以上そんなことが起きないように見回っていると、団体に加入している知り合いから聞きましたが、創始者がナチズムに影響を受けている人物であることが地元民にも懸念されています。

移民側だけが問題かというとそうでもなく、移民が滞在する予定の建物に火をつけ地元に移民を受け付けないようにするスウェーデン人たちもいて、今は移民が来る予定の場所を事前に知らせることもなくなりました。

難民と同時に、難民ではない移民もたくさんやってきたスウェーデン。
スウェーデンだけではなくヨーロッパで2015年に大きくニュースになりました。
それは終わったわけではなく、現在も続いています。

「フレンチアルプスで起きたこと」と同じリューベン・オストルンド監督作品。

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スウェーデン映画「フレンチアルプスで起きたこと」

スウェーデン語タイトルは「TURIST」
2010年スウェーデン公開。2015年日本公開。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

とっさの時にとった行動についての映画です。

この映画を見た後、自分だったらどうするか話をしました。
なんだか東日本大震災の時を思い出しました。

たくさんの外国人の友達がほんの数日であっという間に帰国してしまいました。
その中には日本人の彼女を残して帰国したフランス人の友達もいました。
フランス政府から「日本に滞在するフランス人は直ちに帰国あるいは日本の南部に避難」するように勧告がでたからです。

その後、友達は日本に戻ろうとしましがビザが取れず。
翌年彼女がフランスに引っ越すまで遠距離になりました。

今は結婚して子どもも生まれた二人ですが、あの時のとっさの行動については色んな意見がでました。

とっさの時の行動は本能からでるので責めることはできない。
起きてしまったことは戻せない。
大切なのはその後。

頭ではわかっていても、心が理解できるかどうか。

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スウェーデン映画「Miss Kicki」

スウェーデン語タイトルは「Miss Kicki」
2009年スウェーデン公開。日本未公開。
台湾タイトル「霓虹心」

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

キキ役のペルニラ・アウグスト:スターウォーズ エピソード1」でアナキン・スカイウォーカーの母親役だったり、台湾の少年を演じた黃河 (コウ・ガ) は現在若手実力派俳優として活躍中だったり、香港映画通なら誰でも知ってるエリック・ツァン曾 志偉が登場したりする、実は豪華なキャスト陣。

テンポがよく楽しく見ることができます。
もちろん北欧らしく、スウェーデン人のはっきりとしない鬱々とした人物描写もあり。
アジアでは複雑なはずのジェンダー問題もスウェーデンらしくさらっとしています。

2010年に取り壊されてしまった三芝飛碟屋度假村という台湾の近未来デザインの廃墟がでてきて台湾に行きたくなります。

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スウェーデン映画「同窓会/アンナの場合」

スウェーデン語タイトルは「ÄTERTRÄFFEN」
2013年スウェーデン公開。2015年日本公開。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

いじめられていた人が同窓会に行って当時の気持ちを話したらどうなるのか。

呼ばれなかった同窓会の後にクラスメイトに連絡をとったらどうなるのか。

すごい題材です。
誰しもがいつも心地よく人付き合いをしてきたわけではなく、自分の居場所がないと思ったことはあると思います。
でもつらいことは忘却の彼方に追いやって生活を続けてきたと思います。

監督であり、アーティストであるアンナ・オデルは違いました。

この映画はフィクションとノンフィクションがまざっていて、実際に同窓会に出席したけれどアンナに声をかけなかったクラスメイトの声などは一部ノンフィクションです。

題材もすごいですが、アンナ・オデルの精神力のすごさをみせつけられました。

アンナ・オデルは美大の卒業制作のアートパフォーマンスで世間を騒がせたことで有名です。

精神を患った女性が橋から飛び降りようとして警察に通報され保護され精神病院に搬送される、というパフォーマンスを行ったのです。

私は旦那さんと叔父さんからそのパフォーマンスの話を聞いただけで実際にみていませんが、アートといえば何をやっても許されるのか、警察のような公的機関を一個人の虚言で動かしていいのか、など色々と物議を醸しだしたそうです。
ただこのパフォーマンスは「こんなことをしたらどうなる」という表面上のことだけでなく、精神病院という閉ざされた世界の中で人がどのように扱われているのか、などを扱ったものだそうです。

アンナ・オデルの卒業制作、機会があれば見て、自分で考えてみたいです。

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ミッドサマーのスウェーデン映画「äntligen midsommar!」

スウェーデン語タイトルは「äntligen midsommar!」
2009年スウェーデン公開。日本未公開?

スウェーデンのミッドサマー(夏至祭)は2016年は6月24日。
昔は固定日だったそうですが、今は金曜日に固定されているので毎年かわります。
ミッドサマーのお休みのお話です。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

タイトルを訳すと「やっとミッドサマー(夏至)が来た!」
スウェーデンの冬は日照時間が短いせいか、みんな驚くほど太陽と夏が好きです。

「ミッドサマー」という、夏至をお祝いする日はスウェーデンではとても大切です。
『アナと雪の女王』の最初のほうのシーンにもでてくるミッドサマーポール。
これをみんなで飾り、立てて、その周りを歌い踊りながら回る、というのがスウェーデンのミッドサマーです。
大人も子供も、みんなです。
摘みたての花で作った冠をかぶって。

そしてスウェーデン人は、毎年同じメンバーで行事を過ごすのが好きなようです。
同じメンバー+パートナー、となるのですが、パートナーは変わることもあり、それはそれで普通に受け入れられます。

恒例の、というのが好きなようなのでそれにのっかってしまえば、ラクだと思います。

自分のことは自分でするスウェーデン人なので、知らない人にも気を使うこともいらないし、ただ隣り合わせた人って感じで接してもなんとも思われません。

特別なことは別の機会に自分で考えて、ここは自由にのんびりと、自分の部屋で寝たり、その辺を散歩しに行ったり、全部okです。
みんなが居るから、みんなに全て合わせる、というわけではありません。
もちろん、みんなで居るということは何かを一緒にしたいから居るんですが。

私はこの映画を見て、スウェーデン人の喜怒哀楽表現にびっくりしましたが、旦那さんは「ビバリーヒルズ高校/青春白書」のルーク・ペリーがでているのにびっくりしていました。

そこなのね。

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スウェーデン アートドキュメンタリー映画「Kung Raine & Drottning Gunilla」

スウェーデン語タイトルは「Kung Raine & Drottning Gunilla」
2012年スウェーデン公開。日本未公開?
タイトルを訳すと「キング ライネ&クイーン グニラ」

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

スウェーデン、Kalmar(カルマル)在住だったテキスタイルアーティストのライネ。
パートナーのグニラもアーティストでした。

2014年、あれは秋だったか、エーランド島在住のテキスタイルアーティスト、キッケン(kicken eriksson)から、ライネの80歳の誕生日パーティーがカルマルであるから是非行って同じ空気を触れなさいと云われ、全く面識がないのにパーティー会場に行きました。

会場がどこだかも知らなかったけど、グニラの永遠のモチーフ、ハートが見え、心臓音が開け放たれたドアから聞こえたので、ここかもしれないと覗いてみました。
疲れやすくなったから、と会場に運び込まれた大きなベッドに二人で横になりながらたくさんの人から祝福を受ける姿は、ジョンレノンとオノヨーコのようでもあり、フリーダ・カーロを彷彿とさせました。
ベッドの足元にはみんなからのプレゼントがのっていて、パーティー会場は二人の作品が飾られ、クロークにはみんなが持ち寄ったたくさんのケーキが並び、セルフサービスになっていて、誰も彼もがパーティーの雰囲気を楽しんでいました。

テキスタイルに親しんでいる人たちはライネとグニラが大好きで、それは作品のみでなく、彼らの生き方、そして二人の愛に影響を受けているように思います。

ライネが子供のころ、1940年代に男性が編み物をすることがどんなに難しい時代だったか。
それをずっと続けて、たくさんの人にセーターを編み、人生を折り返し、死を考え、自分の編んだものをほどいていくという作業を始めたライネ。

細かな作業ができなくなってしまったら、鉛筆で刺繍を書いて、こんな素敵なのができちゃった、と嬉しそうならイネ。

2016年5月27日、愛するグニラが亡くなってから半年たたずにライネも亡くなりました。
まだ、カルマルの彼らの住んでいた部屋には彼らの作品が窓から見えます。

見てみたい、やってみたい、きれいだな、これが好き、気に入っている、好きなことを続ける、というという感情を大切にしたいと思えます。

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