近所づきあいを考える

カッコーの声が聞こえるのは、春が来たことを意味します。

私は昨日、旦那さんは一昨日、カッコーの声をききました。

春です。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

※家からすぐの世界遺産、アルバーレットの花たち。

さて、近所づきあいは大切です。

東京に住んでいた時、3回引越しをしました。

最初の部屋では、近所づきあいは全然なし。

次の部屋では、目の前に陶芸教室があり、そこに通いはじめました。

そこには近所の商店街の人たちも来ていて、私が仕事から帰ってくると、陶芸教室のみんなが「早くおいでー」と声をかけてくれ、ほぼ毎日顔を出し、いっしょにゴハンを食べたり。

次の部屋では、違う階に住む挨拶をかわすご夫妻が、部屋のドアノブに野菜なんかを差し入れしてくれました。

うん、ご近所さんとふれあうのは楽しい。

スウェーデンのエーランド島に越してきて、車生活なこと、島が別荘地なこと、高年齢化が激しいこと、などで難しいところもあるけれど、サマーハウスの住人、定住者、ともにつかず離れずの近所づきあいをしています。

例えば、キャットシッターを頼まれたり、お茶に誘ったり、誘われたり、BBQを一緒にしたり。

スーパーやガソリンスタンドで会えば立ち話もします。

うん、これくらいがちょうどいい。

旦那さんの職場で、今朝少し遅れてきた人がいたそうです。

旦那さんの職場は、あちこち車で分かれてまわったり、合流したりします。

で、その遅れてきた人と合流したときに聞いた話。

—–

今朝、娘がスクールバスに乗りに外にいったと思ったらすぐ帰って来たんだよ。

“お父さん、近所の人が道で倒れて叫んでるんだけど”って。

驚いて行ってみると、屋根から落ちたご近所さんが居て、落ちた拍子に左半身の手やら脚やらを折ったみたいなんだ。

助けを呼ぼうにも携帯は左半身のポケットのどこかに入っていて、激痛で携帯を取り出すことができなかったと。

誰かに気づいてもらわないといけないから、道路まで片手片足で這って行ったんだって。

気づいてもらうために、落ちてた枝を拾って、『ここに人がいますよ、助けてください』ってそれを一生懸命振ってたんだって。

意識はあって、会話もできるんだけど、本当に痛そうでね。

で、今その場所を通ったんだけど、まだそこで寝転んでたままだったよ。

—–

え?

何か最後おかしくないですか。

「まだそこで寝転んでたままだったよ」ってどういうこと。

すごく痛がってる人を「仕事の時間だから」ってほっておいてきたってこと?

そして、再び通りかかったのにそのままにしてきたってこと?

いやいやいやいや…

一応、その人の奥さんには声をかけたようですが、気が動転しているであろう奥さんと怪我人を置いて出勤できるなんて…

そして救急車を呼ぶこともしなかったなんて…

島の中に病院はなく、ヘルスセンターの救急車がではらっている場合、本土のカルマルから救急車を待つことになります。

カルマルから島の南部まで、車で1時間。

折れた骨が内臓に刺さってて急変したら?

頭を打ってて意識がなくなったら?

何があるかわからないし、何よりほっておくということに心がチクリとしなかったのか?という不思議。

旦那さんのその職場には、消防士が何人か、海上救助隊員も一人いるので、そういう緊急事態にとても寛容です。

せめて救急車がくるまで見届けてほしかった…

多分今頃は無事に病院に運ばれていったことと思いますが、小枝を拾って懸命に振って助けを求めている姿が想像できて、不憫で…

うちの近所の人たちならどうするだろう、と思わず考えた一件でした。


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近所づきあいを考える” への4件のフィードバック

  1. いくら何でもその対応は…ありえなくないですか?
    旦那様のコメントはどんなもんだったんでしょう。
    スウェーデンだとこういう対応はありありなんでしょうか?

    いいね

    1. Cindraさん
      怖いですよねー。彼はとても怖がりな人で、血やケガを見るのがダメなんだそうです。
      それでもちょっと…
      こういう対応がありありだったら、自分の身は自分で守らねば…
      旦那さんは「救急車が来るまでいるのがよかったかな」という感じで答えたみたいですよ。熱く人に意見しないタイプなので…

      いいね

      1. 家族がその状態になった時も「血を見るのが苦手だから…」って言って、逃げちゃうんでしょうか?
        多分、職業柄だと思うんですが、周りにそう言う対応をする人はまずいないので、開いた口がふさがらないというか、それってありか?いやいや、ナシでしょ!としか言えません。

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      2. 職場の人もみんなナシでしょ!と思ってるようで、帰宅時間になると「今から病院にお見舞いにいくんだよね?」とか、暗に放ったらかしたことに何か感じさせようとしたそうですが、「いや、帰るよ」と普通に返されたそうです。せめて家で話して、奥さんに諭されることを願います。

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