お墓の話、スウェーデンの場合

お義父さんのお母さん、つまりうちの旦那さんのおばあちゃんが亡くなったのは去年の7月です。

亡くなった日の翌日、または翌々日の10時におばあちゃんのために教会が鐘をならしました。

そして約3週間後にお葬式。(ゆっくりしていますが、普通です)

土葬の場合はお葬式の後のお食事会が終わったらもうお墓に入っていますが、おばあちゃんは火葬。

どうやら2週間後には遺灰が教会に届けられるようです。
が、最大で1年間教会で預かってくれます。
なので家族がみんな集まる都合のいい日を選んで遺灰をお墓に収めます。

遅い…と思い、日本ってどうなんだろうと調べると四十九日が多いんでしょうか。
四十九日って、輪廻転生する時のようですが、この「輪廻転生」の考えはスウェーデンにはありません。(仏教じゃないから)

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

教会の中に遺灰が入った壺が祭壇に置かれ、家族がそろうのを待てる空間が作られます。
が、うちの旦那さんの家族は乗り合わせていっしょに来ていたのでサッサとお墓に移動。

教会に連絡するとお墓の前に穴を掘っていてくれるので穴の底にはバラの花びらを散らします。
スウェーデンはちょうどバラが咲き誇っている時期なので、庭のバラから花びらを摘んでたくさん撒きました。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記
ニッポンというバラ科のハマナス(ローズヒップ)の花びらはハート型でかわいらしい。

そこに遺灰の入った壺(ひも付きで穴に簡単に降ろせる)をおろします。

さて、特に決まりがないので、誰かが仕切らなければボーッと立つだけになります。
必要なら事前に連絡すると牧師さんが来てくれます。
スウェーデン教会のサイトでは「特に決まりはないのでポエムなどを読んでみては?」とあります。

ポエム。

ははは、と思ったけれどもしかしたらスウェーデンでは普通のことかもしれません。

エーランド島の工芸学校に行っていた時に、友達(20代前半)の誕生日パーティーに招待してもらいました。
その時、友達のひとり(20代半ば)がプレゼントにポエムをかいたから読みます、と読み上げていました。
誰も笑ってなかったさ。(プレゼントを笑うわけがない)

そしてお義父さんの奥さんはクリスマスのプレゼントを振り分ける時に、中身が何かというヒントを韻を踏んだポエムを云うのが好きです。(例えば…バッカス(酒の神)がばっかばっか飲みます、でワインとか。なに、こんな低クオリティーのダジャレしか思い浮かばないなんて、大阪出身として自分が情けないわ)

話はそれましたが、ヨハンセン家の納骨?はポエムなしで、おばあちゃんが好きだった花の話や、面白かった思い出を少しの間お墓の前で談話しました。

そして上から土をかぶせて、終了です。

後は家に帰ってみんなで簡単な食事をしながらワイワイ。

ちなみにお墓にはおじいちゃんの名前しか彫られていなかったのですが、おばあちゃんの名前を彫ってもらうために今から送るそうです。(先に送っとけばいいんじゃ…)

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お墓の話、スウェーデンの場合” への5件のフィードバック

  1. 以前は亡くなってからお葬式までずいぶん時間があるなーって思ってましたが、いざ自分が当事者になるとあの時間はとても大事だったなぁと感じます。
    お葬式を故人らしくするために、家族で何度も会って話し合って計画をしました。その時間をかけたプロセスが私には必要だったなぁ~と感じます。
    ちなみに、我が家の場合は「森の墓地」の共同墓地です。大昔に共同墓地と聞いた時は、ナチス時代のMassgravを想像しましたが、実際はもっと心穏やかな共同墓地でした。共同墓地は小さな森になっていて、亡くなって森に還る…ということを感じ様なところです。

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    1. Cindraさん
      「森の墓地」って素晴らしいところだと聞いたことがあります。森になっている共同墓地、ということは散骨でしょうか?森に還るっていいですね。去年旦那さんのゴッドファーザーも亡くなって、こちらはゴッドファーザーが好きだった海の近くの自然公園に散骨の予定です。お墓であっても散骨であっても、故人に話しかけたい時ってあると思うので、気持ちが落ち着くところがいいなぁと思います。Cindraさんの旦那さんには一度しかお会いできませんでしたが、うちの庭のチェリーがなっている今の時期でしたねー。

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  2. 「森の墓地」いいですよ。散歩するだけでも気持ちが落ち着きます。主人の両親もここに眠っているんです。次回ストックホルムにいらっしゃる債は是非!
    共同墓地には共同の花やろうそくを備える場所があるので、誰かからの花が絶えずあるっていうのもいいです(他力本願?)
    故人らしさのある、気持ちの落ち着く場所。遺族にとってとっても大事だと思います。

    そうですね、ちょうど去年のこの時期ですね。
    私が汚しちゃった椅子…今でも思い出します。元々持っていた筋腫が原因だったようです。この春Opしたので、二度とあのような粗相は致しません。ごめんなさい!

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    1. Cindraさん
      私がストックホルムに行くとき時間が合えばご一緒してください!
      いつでも花があるのっていいですよね。エーランド島では教会に頼めば鉢植えのお花を季節に合わせて備えてくれるシステムありです(有料)。
      椅子…いいのに…雨ざらし野ざらしの椅子、お気になさらずに!

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      1. 有料にしても、季節のお花を飾ってくれるっていいですね。
        こっちにもそんなサービスあるんだろうか?

        ストックホルムにいらっしゃるときは是非お声をかけてください。
        Allahelgonsdag の森の墓地は本当にきれいですよ。

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