人のまばらな教会で贅沢コンサート

家から車で15分くらいの他の村、カステロッサ(Kastlösa)の教会に行きました。
毎日前は通っていたけれど中に入ったのははじめてです。

目に飛び込んでくるのは高い天井まで届くフレスコ画。

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

フレスコ画は漆喰(ライムストーン/石灰)に直接絵の具をのせて描く方式なので、ライムストーンだらけのエーランド島にはぴったりです。
よく見ればこのカステロッサの教会は柱も窓辺の石もライムストーン。

ピカソの分析型キュビズムのように、線で切り刻み平面展開した立体を面で構成しなおす技法。
思ってもなかったフレスコ画が見れて、すっかり気持ちが盛り上がります。

1954年に描かれたWakdemar Lorentzonの作品でした。

絵の説明が書かれたスウェーデン語、英語、ドイツ語の冊子があったので、英語を読みながらオペラユニットのコンサートが始まるのを待ちます。

オペラ歌手Maria Forsströmと、ピアニストMatti Hirvonenの来日経験ありのユニット

夏になるとスウェーデン中で色んなイベントがあるみたいですが、エーランド島も同じく。
あちこちでコンサートも行われているようですが、エーランド島、インターネットでの情報収集が困難です。

地元スーパーマーケットの掲示板、教会の前の掲示板、地元フリーペーパーにちらっと載っていたりするだけです。

今日遅くなるわー、と旦那さんからメールが来ました。
コンサートの音響担当になってたみたい、と。

なんで音響担当?
なんのコンサート?

ということで知ったこのコンサート。
え、200KR(約2600円)?
エーランド島にしては結構な値段。
少し調べて、これは期待できる!と一緒に乗せてもらって行きました。

リハーサルの時、旦那さんと一緒にそっと教会の片隅で座って聴いていました。
鳥肌でました。

開演時間前に一旦外に出て、コンサート代を支払って、ピアニストの手が見える席に。
シューマンの楽曲たっぷりの1時間20分。
キュビズムのフレスコ画をバックに聴く。

あぁ、いい時間だった。

平日ってこともあるけれど、こんな素敵なシチュエーションのコンサートに人が集まらないのが残念です。
せっかく人がたくさん集まる夏だから、広報なーと思いながら、20人くらいの人数で贅沢だったわーとも。

旦那さんの音響って大丈夫か?と思いましたが、オペラなので生の声、ピアノなので生の音。
挨拶のマイクの音量調節だけでした。
ははは、よかった。

ところで、エーランド島の教会には必ず帆船模型が吊ってあります。
海で囲まれている島にとって船は身近なもので、事故がおきませんように、という祈願のためだそうです。

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